こんにちは
庄井歯科医院副院長です
「仕上げ磨きを嫌がってしまいます」
というご相談をよく受けます。
仕上げ磨きを嫌がる原因はいろいろあります。
まずは、
毎回か時々か?
毎回じゃないならどんな時?
何をしている時?どの部分で?
自分ではやるけど、仕上げはさせてくれない?
どこの部分で?
どんな体勢で?
などなど、どんな場合に嫌がっているかを観察してみてください。
例えば、写真は「上唇小帯」という、上唇とつながっているヒモのようなもの。
これが歯に近い子がけっこういます。
この上唇小帯に歯ブラシが当たったり、唇を無理にひっぱったりするとすごく嫌がります。
その場合は、反対の指でガードして、歯ブラシが当たらないように細かく動かすのがポイント。
写真は実はわが家の1歳の次男。
下の歯は喜んで磨かせてくれても、上はイヤイヤー!
この上唇小帯がくせものなんです。
声かけしながら、上唇をそーっとめくって、まずは指で触ったりしてからこちょこちょーっと優しくすばやく磨いています
歯の生え方、舌・唇の形や使い方も子どもによって様々です。
こうすればどんな子でも嫌がらずにきれいに磨けます!というのはありません。
かかりつけの歯医者さんで、その子の、その時に合った方法を実際に教えてもらうといいですね。
庄井歯科医院では、仕上げ磨きや子ども自身での歯ブラシの仕方の指導も行っています。
ご来院時は、ぜひご自宅でお使いの歯ブラシをお持ちください